こんにちは。管理人のキノです。
【Review】では、最近読んでおもしろかった作品をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、「ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語」(小野寺優著)です。
ラノベ好き、アニメ好きの方なら、『スサノオノミコト』『イザナギ』『イザナミ』などの名前を聞いたことがあるはず。
ですが、『なんか神様らしいけど、よく知らない…』という人が多いのではないでしょうか。
私もラノベを読みながら『スサノオノミコトってこんな凶暴だったの?』『イザナギって何の神様だっけ?』なんて思うことがしばしば。
古事記は登場人物が多いし、長々して分量も多いし、とても読める気がしない…
そんな時に出会ったのが、今回紹介する「ラノベ古事記」でした。
楽しく日本神話を学びたい人におすすめの1冊
「ラノベ古事記」
![](https://www.biblio-cinema.com/wp-content/uploads/2024/02/無題-4.png)
タイトルの通り、古事記をラノベ風に現代語に訳した1冊。
古事記の上巻にあたる『日本神話』についてのお話だよ。
おすすめポイント
「古事記」と言えば…
- 「古事記」と「日本書紀」の違いが分からない
- 「古事記」は登場人物が多くて、訳が分からなくなる
- 説明が小難しくて、読みたくなくなる
などのイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
私もネットで少し調べただけで、読む気が失せていました。
ですが、「ラノベ古事記」は小難しい解説を全部とっぱらって、ラノベ風の物語として古事記が描かれているので、すごく読みやすい!
入門の入門として古事記に触れたい人にピッタリの1冊です。
・「古事記」と「日本書紀」が作られた背景が物語仕立てで書かれている
・各章の先頭に神様の相関図がある
・物語がラノベ調で書かれているので、分からない表現がない
この本なら、ラノベ感覚で古事記を読むことができます。
「古事記」と「日本書紀」を混同することもないし、神様同士の関係性も分かるようになるし、何より物語として「古事記」を楽しんで読むことができます。
楽しく読みながら、日本神話の内容が大雑把に理解できるようになるなんて、最高です。
私はこの本を読んで、神様が出てくるラノベや民俗学ミステリの背景が理解できるようになりました。
どんな人におすすめ?
- 入門の入門として楽しく日本神話を学びたい人
- 日本神話のことは知りたいけど、堅苦しい本は嫌いな人
- 一度「古事記」を読んで挫折したことがある人
まとめ
今回はラノベ感覚で楽しく日本神話が読める「ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語」をご紹介しました。
『日本神話について知りたいけど、難しそうで手が出ない』という人は、ぜひ「ラノベ古事記」を読んでみてください。
この本を読んだ後は、『日本の神様ってこんなに愉快な人たちだったの!』と日本の神様を今より身近に感じることができるはずです。
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【おまけ】 お得に読む方法
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(2023年1月18日現在の情報です。このブログをお読みになっている時点では行っていない場合があります。詳しくは
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(2024年1月18日の情報です。このブログをお読みになっている時点では行っていない場合があります。詳しくは